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2020.07/10 [Fri]
水害で破損した太陽光パネルは感電する危険性があります
九州をはじめ、本州を含めて全国の水害の被害がひどいですね。
近年、特に山間部や休耕地などに太陽光パネルがたくさん設置されていますが、水害でパネルが流されたり、破損されたりすると、太陽光パネルにはスイッチがないので、日光に当たれば自然と発電し、接触すると感電する恐れがあることをご存じですか?
太陽光発電協会のホームページに詳しい説明と実験結果が出ていますので、お近くに太陽光発電設備がある方は、ぜひご覧下さい。
↓水害時の危険性についてPDFファイル
以下引用
太陽光発電システムの水害時の感電の危険性について
水害などで水没・浸水した太陽光発電システムに接近や接触することにより感電のおそれがあります。
太陽光発電協会ではNEDOの委託業務として、太陽光発電システムを水没させ、漏電などによる感電の危険性に関する実験と測定を行い、その成果物を公開いたします。(①:2019年5月31日、 ②,③:2019年8月30日公開)
以下の資料をご参考に、事故防止に対しては十分にご注意いただきますよう、お願い申し上げます。
実験の結果、以下の水害による感電の危険性がわかりました。
●水没・浸水で破損した太陽光発電システムに近づくと非常に危険です。
⦿ 太陽光発電システムの周囲が水に浸かり、誤って太陽光発電システムや設備機器に接触すると感電の恐れがあります。
⦿水が引いた後でも、集電箱やパワーコンディショナの大地との電気抵抗が小さくなっており、感電の恐れがあります。
⦿水没・浸水の後はできる限り、感電防止の処置として太陽電池パネルと接続箱を切り離すことを太陽光発電システムや電気設備に十分な知見を持つ専門家へ依頼してください。
この大雨は、まだあと1週間ぐらいは、似たような状況が続く予報です。
7/10 13:30の雨雲レーダー↑
皆様、くれぐれもお気をつけ下さい。
また、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
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