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2020.02/26 [Wed]
「ロマンス」ふたたび(ブルッフ romanze op.85)
いつかも「ロマンス」というタイトルの曲に名曲が多い
という記事を書いたことがありましたが、
先日のNHK=FM「今日は一日ビオラ三昧」の最後の曲が
ブルッフの「ロマンス」でした。
下はYouTubeからの抜粋ですが、この曲です。
動画開始後30秒のところから始まります。
タイムラインを30秒のところに合わせてスタートするとすぐ聞けます
番組では、最後にこの曲をビオラ8本の弦楽合奏で生演奏でした。
いやーー、感動しましたね。
本当に美しかった。
上の動画はブラジルのオーケストラとビオラの演奏ですが
ビオラ8人に編曲した方、お見事お見事!!
ブルッフはバイオリン協奏曲やスコットランド幻想曲もとてもメロディが美しいのですが、このロマンスも何度聞いても泣けてきます。
以前にも書いたけど「ロマンス」は、いろいろな作曲家がピアノやバイオリンの小品として書いているものが多いですが、私が思うに、どの作曲家も「ロマンス」は、きっと純粋に一番愛した人のことを思って、商業的価値を考えずに書いていると思います。
作曲家は曲を書いて生計を立てているので、「この曲を世に出したい」という思いと同時に、ある程度は「売れるかな」という考えも裏にあるんじゃないかと思います。
でも「ロマンス」というタイトルの曲は、みんな、ただ純粋に「想い人」のことだけを思って作っているような気がするのです。
振り返れば、演歌大好きクラシック無興味だった夫に、ただ1回だけ
「この曲聞いてみてよ」とすすめたのが、
下のドボルザーク「ロマンス」でした。
夫は「いい曲だね」と一言。
そのほかにも「ロマンス」というタイトル曲はおすすめが多いですが
YouTubeで「ロマンス」を検索すると日本の曲ばかり出てくるのが困ります(;^_^A
romanzeや romanceで検索すると少しマシかも。
私のおすすめを知りたい方は下の色文字をクリックしてください。
YouTubeで見つけた「ロマンス」です。
(古い記事からコピーしたので非公開動画もあるかもしれません)
・フィンジ「ロマンス」・・・管弦楽
・ショスタコーヴィチ「ロマンス」・・・ヴァイオリンと管弦楽
・ベートーヴェン「ロマンス」・・・ヴァイオリンと管弦楽
・リスト「ロマンス」・・・ピアノ曲
・パガニーニ「ロマンス」・・・ギター
・シューマン「ロマンス」・・・ヴァイオリンとピアノ
・チャイコフスキー「ロマンス」・・・ピアノ
・サン・サーンス「ロマンス」・・・フルートとピアノ
・ブラームス「ロマンス」・・・ピアノ
・エルガー「ロマンス」・・・チェロと管弦楽
・ラフマニノフ「ロマンス」・・・弦楽四重奏
他にもありますが、私好みでない曲は外してあります
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追記
先日の「ビオラ三昧」のホームページから
聞き逃した曲目をYouTubeで検索して
ひとつひとつ聞いてたら
「ヴィオラのソロ演奏」でこんなのがありました
↓無伴奏ヴィオラは初めて聞きましたが、感動ものでした。
ヴュータン作曲 無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ
ヴィオラをここまで歌わせることができるなんて・・・
はー・・・ためいきしか出ない。
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Re: タイトルなし ochasukinekoさん
わーお\(◎o◎)/!
すばらしいですねー(#^.^#)
家庭でも生で聞けるというわけですね。うらやましい。
> Capriccioはアンナ・セーロヴァのもいいと思っていたのですが、こちらを聴いたら(Marc Sabbahさんですか)こちらの方が好きです(^^)ラストの4音がいいです。
偶然youtubeで見かけたのですが思わず引き込まれてしまいました。
> そしてドボルザークでご主人への愛も感じました❤️
てへ(^_^;