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2019.12/10 [Tue]
墓じまいは大変だよ その3
墓じまい顛末記その1
さて、墓じまいプログラムの続きです。
これまでに以下の項目の中で1から9までを終了していました。
1.墓の管理者を特定する
2.墓に関係する親戚縁者の同意を得る
3.収骨されている骨の確認をする
4.菩提寺に離檀を了承してもらう
5.受け入れ先のお寺の了解を得る
6.受け入れ先の墓・または納骨堂を買う(永代使用権を得る)
7.墓のある土地の自治体に「改葬許可」を願い出る
8.受け入れ先の受入許可証が必要な場合もある
9.墓撤去の工事業者(石屋)を決める
2.墓に関係する親戚縁者の同意を得る
3.収骨されている骨の確認をする
4.菩提寺に離檀を了承してもらう
5.受け入れ先のお寺の了解を得る
6.受け入れ先の墓・または納骨堂を買う(永代使用権を得る)
7.墓のある土地の自治体に「改葬許可」を願い出る
8.受け入れ先の受入許可証が必要な場合もある
9.墓撤去の工事業者(石屋)を決める
10.墓撤去の日取りを決め「魂抜き」法要をする
11.取り出した骨を受け入れ先の寺に納骨する
そして、先日、墓撤去の日取りを決めて長崎の元菩提寺T寺に行きました。
例によって特急とバスを乗りついで3時間。
↑赤いみどりは現在は走っていません。
↓今回黒いみどりと初めてすれちがいました。
少し寒かったものの風もなく、晴れたり曇ったりのお天気。
結婚以来30回以上は来ているが、
お寺への道中以外は何も知らない田舎町を次男といっしょにとぼとぼ歩き
お昼過ぎに着いて、ご住職にご挨拶し、本堂で待ちました。
T寺は創建1443年という古く由緒あるお寺で、現在のご住職は30世です。
お墓を開けてくださる石屋さんも来て、いよいよお墓で抜心法要。
魂を抜いていただくと、墓石はただの物質になって、処分することができます。
15分ぐらいでお経が終わり、石室を開けると骨壺が3つ。
ここまでは前回確認していました。
さて、骨壺を出してみると小さな骨壺が1つと大きい骨壺が2つ。
フタの裏をよく見ると大きい骨壺の1つに夫の父の名前がうっすら見えました。
34年前の納骨なので骨壺には水がたまり、相当汚れていましたが
石屋さんが水を抜いて、外側をきれいに拭いて下さいました。
二重のビニールにくるんでカバンに収め、持ち帰りました。
長い間檀家としてお世話になったT寺には、残りの骨壺の永代供養料20万と
今回のお布施をさせていただき、最後のお別れをしました。
↓帰りは基本形のみどり
翌日、今度はこちらの市内にあり車で15分のS寺に夫の妹とともに行き納骨しました。
S寺では、納骨堂の位牌の前に仏様用の心のこもった御膳も用意されていました。
先月の夫の四十九日の時に安置した夫の遺骨の横にお父様の遺骨も納められました。
いずれ夫の母の分も入ることでしょう。そして、いつかは、私も・・・・
納骨堂で納骨法要をしていただいたあと、改葬許可証とお布施を収めさせていただき、
一連の墓じまい&改葬が済みました。
墓撤去工事は後日長崎の石屋さんが行って、終了後の写真とともに請求書が送られてくれば
口座に振り込んで、完全終了です。
※見積もりは12万強です。お寺のご住職の計らいと完全撤去すると地盤がゆるみ、崖崩れを招く危険がある地形のため部分撤去ですみました。
墓じまいは、日にちも費用もかかり、
いろいろな方面にお願いをしたり、人間関係やお寺関係を調整したり、精神的にも大変ですが、
がんばってやっておけば、のちのち孫子供の代まで供養がしやすくなるので、思い切ってやったかいがあったと思います。
年内に懸案事項がかたづいて、ほっとしました。
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Re: その木さらら日記 さん
ぼちぼち楽しい計画を立て始めています。
前を向かなくてはね(^^)/
素材作りも好きなだけ自由に時間がつかえてはかどります。