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2017.06/10 [Sat]
指揮者の涙する姿を初めて動画で見た。など雑感いろいろ
去年の2月、インフルエンザにかかり、高熱でベッドに監禁状態になったとき、
何も出来ないのでひたすらYouTubeで音楽を聞きまくっていた。
そのとき、「へーー、こんな音楽もあるのか!」と驚いたYouTubeを3つ紹介したい。
1.指揮者の涙
Fazıl SAY - Beethoven "Piano Concerto No.3 in c minor, Op 37"
上のビデオはファジル・サイがベートーヴェンのピアノ協奏曲3番を弾いたときのビデオですが、
上の場面は、この後アンコールに応えてサイが「黒い大地」というオリジナル曲を弾いた後、舞台袖で聞いていたピアノ協奏曲の指揮者が涙をぬぐう場面です。
私は、指揮者がアンコール曲を聴いて涙する場面を初めて見ました。
たしかに、以前はじめてNHK-BSでファジル・サイの「黒い大地」を聞いたとき(見たとき)感動で心が震え、自然と涙が出ました。
今でも何回聞いても感動します。
「黒い大地」は大切な友人を失い、空虚な心を「黒い大地にぽつんと一人立つ自分」のイメージで作った曲らしいです。
アンコールの部分は動画の37分00後ぐらいからです。
6.7分の曲ですので興味のある人は、聞いてみて下さい。
もちろんピアノ協奏曲そのものもすばらしい演奏です。
ファジル・サイはトルコの人です。
私は「トルコののだめ」と呼んでいます。
ベートーベンのピアノソナタ全曲CDは買いました。
2.にせものだけど拍手喝采
私が好きな洋楽ベスト3に入る曲で「More than words」というエクストリームの曲があります。
下の動画はそのミュージックビデオのにせものYouTubeなんですが、元のビデオを知っている人は大爆笑ものであり、でも本当に上手な演奏です。
本物はこちら↓
このニセモノバージョンを演奏しているジミー・ファロン(James Thomas "Jimmy" Fallon,)はアメリカのテレビ司会者で、もう一人のジャック・ブラック(Jack Black,)は、映画キングコングなどにも出演している俳優です。
いやーー、本物ビデオは何十回も繰り返し見ていたので、
ちなみにMore than wordsは、1990年頃全米ヒットNO.1を獲得しています。
でも演奏者のエクストリームは本来ハードロックのグループなので、他の曲は全く違います。
私はハードロックは嫌いですが、
「本物のバラードは、実はハードロックにある」
と常々思っています。
「天国の階段」(レッド・ツェッペリン)とか
「アンジー」(ローリングストーンズ)とか・・・
3.大衆クラシック
インフルエンザ中、高熱で眠ることもできないので、ベッドの中でいろいろなクラシックを聴いていたら、ここに↓行き当たりました。
アンドレ・リュー 美しき青きドナウ
クラシックというと、きちんとした格好で静かにじーーっとオーケストラの曲を聴くというイメージですが、「こんなクラシックの楽しみ方があってもいいじゃない」と開き直ったエンターテイメントです。でも演奏は本物。
アンドレリューの演奏会は、毎回豪華な衣装と豪華なセットで何万人もの観客を楽しませてくれます。
アンドレ・リューや演奏者が豪華な馬車に乗って会場に現れるという演出もあります。
アンドレ・リューの登録チャンネル
曲目は、ウインナワルツが多いですが、ポピュラーなクラシック曲やヒットソングまで広くカバーして、観客は気楽なかっこうで本当に演奏を心から楽しんでいます。
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