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2020.02/15 [Sat]
＋１を集めて－１００を消す
夫の死が－１００(マイナス１００)だったとすれば
あれから100日以上が過ぎて、
思い返せば、1日一つぐらいは「イイコト」があった気がします。
たとえば、飼い猫が「おかえりー」と抱きついてきたこと。
踏切でめったに見られない機関車「銀釜」を見たこと。
美しい夕日を見た日。
義妹といっしょにおいしい食事を楽しんだこと。
会ったこともない方が夫のお参りに来て下さったこと。
昔の友人から贈られた供花。
行きつけのスーパーでポイントがたまって商品券をもらったこと。
墓じまいがトントン拍子に進んだこと。
息子と日帰りで門司港巡りを楽しんだこと。
東京から来たお嫁さんが料理をおいしいと言ってくれたこと。
いろいろな方からいただいた寒中お見舞い。
おもしろいドラマを夢中でみたこと。
スイミングで100mバタフライがまだ泳げるとわかったこと。
スイミングの友達とのたわいのないおしゃべり。
今年も庭のクリスマスローズが咲いたこと。
施設にいる義母が会うたび喜んでくれること。
外猫チビちゃんが元気に冬を越したこと。
手作りアクセサリーで母の宝石がリメイクできたこと。
遺族年金が予想より多かったこと。
ｉＰｈｏｎｅミュージック無料体験中にたくさんのクラシック曲をダウンロードしたこと。
youtubeで好きなアーチストに出会えたこと。
数え上げればキリのないほど、
毎日「小さなシアワセ」が「プラス１ポイント」となって
積み重ねられてきたな－・・・・と。
プラス１×100以上でプラス１００以上となり「－１００」は
とっくに打ち消された、と思いました。
葬式後のいろいろな挨拶、手続き、法事、檀家移動、墓じまい、喪中挨拶、忌明け挨拶、相続手続き、エトセトラエトセトラ・・・・
ほとんどが終わって一段落の今頃、
やっと、いろいろなことを考える余裕も出て来ました。
いつもバカなことを言って「バッカじゃないのー？」と
1日1回は私に言われていた夫なので
あの「バッカじゃないのー？」が言えなくなったことが
ゆいいつの寂しさです。
でも、こうして毎日ブログを読んで下さる皆様がいて
1日1日を小さなシアワセを見つけながら生きていける私は
とてもシアワセだと思います。
そうした準備をすべて終えて旅立っていった夫にも感謝感謝です。
Re: NoTitle 峠さん
何も悪くないのに事故や事件や災害に遭われた方など
おおぜいいらっしゃいますよね。
そんな方々も1日1日を前向きに生きていらっしゃる姿を
ドキュメンタリーなどで見ると、見習わなくては！
と思います。
毎朝、ありがたやーと仏前に手を合わせながら
今日は何を楽しもうとへらへらしているワタクシです(^_^;